エンジニアリングマネージャを支えるSlackの設定と運用
スタディスト Tech Blog Advent Calendar 2023の6日目の記事です。エンジニアリングマネージャの岡本がお送りします。
はじめに
みなさんの職場ではSlackを使っていますか?チャンネル数はどのくらいありますか?スタディストのSlackのチャンネル数は2023年12月1日時点で967でした。
私が参加しているチャンネル数は調べてないのですが、数えるのが億劫になるくらいはあるので100は超えていると思います。
マネージャの立場になり、関わるメンバーが増え、参加するチャンネルも増える方は多いのではないでしょうか?
このような状況で、Slackでの依頼や質問への対応漏れが多く発生していたのですが、設定と運用を見直すことで改善できたのでその内容について紹介します。
見直した設定と運用は次の2つです。
- 表示するチャンネルを未読のみにする
- 「いつか読むぞ!」と思った投稿は「Later」と別で管理する
それぞれ詳しく説明していきます。
表示するチャンネルを未読のみにする
1つ目は表示するチャンネルを未読のみとする設定で、サイドバーに表示されるチャンネルを未読のチャンネルのみにできます。
この設定に変えたことで、既読して放置しない癖が付き、返信や対応漏れが減りました。
どうしてそのような癖が付いたかというと、既読チャンネルを表示するまでの手間が増えたからだと思います。既読チャンネルを表示する手段はいくつかありますが、私は、チャンネル検索のショートカット(MacではCmd + k)を使って検索し、チャンネルを表示しています。
既読して放置し、検索するというプロセスの多さで放置しない動機が強くなりました。
timesチャンネルへのアクセス問題(解決済)
未読のみ表示の設定にした事で1点だけ問題がありました。それは私のtimesチャンネルを開く手間が増えた事です。
上記の設定のみだと記載した通り検索等を行ったりしてチャンネルを表示する必要があります。
ただ、この点に関してはSlackのアップデート(今年行われたと思います)でセクションごとに未読のみ表示か、全て表示か設定できるようになったため、timesチャンネルを特定のセクションに移動し、そのセクションは全て表示するようにして改善しました。
「いつか読むぞ!」と思った投稿は「Later」と別で管理する
2つ目は「いつか読むぞ!」と思った投稿をSlackの「Later」と別で管理するように変えたことです。
私はSlackでの依頼や質問ですぐに対応できないものは「Later」で管理していました。
また、Slackで共有される有用な情報や記事などで「いつか読むぞ!」「時間があるときに読むぞ!」というものも「Later」で管理していました。
このような運用をしていた結果、「Later」には期限が過ぎたものが常に10件以上ある状態が続いており、対応しなければならないタスクの期限が過ぎても気付きずらい状態が続いていました。
そこで、「いつか読むぞ!」を「Later」と別で管理するようにしました。
運用を変えたことで、「Later」で期限が過ぎたものはほぼなくなり、退勤前に「Later」を確認し、対応が必要なものは対応、延長できるものは延長し、期限切れのものがなくなってから退勤する習慣が身につきました。
さいごに
上記の設定と運用を変更したことで、Slackの対応漏れがかなり削減できたと思います。
同じようなお悩みを持つ方は試してみてください!
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