なぜ私たちがYAPC::Hiroshima 2024にスポンサーするのか

Kitano Katsuhisa
スタディスト Tech Blog
8 min readFeb 1, 2024

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VPoEの@katsuhisa__ です。タイトルのとおりですが、スタディストはYAPC::Hiroshima 2024にスポンサーしていますし、応援しています!

本記事では、

  • なぜスタディストがYAPC::Hiroshima 2024にスポンサーするのか
  • 現地に参加する社員のプチ紹介

をお伝えします。スタディストでYAPC::Hiroshima 2024に現地参加するメンバーは非常に楽しみにしていますし、当日もXへの投稿等で盛り上げたいと思っています。

(私は前日の23:00くらいにホテルに荷物を置き終わるので、夜中まで飲んでいる勢がいれば合流したい!!!!!!!!)

冒頭に余談で恐縮ですが、今後も今回のように特定のテックカンファレンスにスポンサーする背景や当日にむけた応援コメントを都度表明していきたいと思っています。というのは、私がSRE NEXTというコミュニティ主体のカンファレンスのFounderということもあって、ヌクモリティあるサポートは非常に心強いと考えているためです。

なぜスタディストがYAPC::Hiroshima 2024にスポンサーするのか

さて、これまでもスタディストは様々なテックカンファレンスにスポンサーとして参加してきましたが、スタディストがメインで利用している技術スタックの中にPerlはありません。

スポンサーしたカンファレンスの例

  • RubyKaigi
  • Kaigi on Rails
  • Vue Fes Japan
  • iOSDC Japan

それでも、なぜPerlを出自とするカンファレンスにスポンサーをするのか。考えがまとまる以前は、Perlをプロダクトコードで使っていない会社がYAPCにスポンサーすることはむしろカンファレンスの主旨にそぐわず、失礼なのではないかとすら思っていました。「Perlをプロダクトコードで使っていない」という条件には、スタディストだけでなくYAPCにスポンサーしているほかの企業でも同様の会社もきっとあるのではないかと想像しており、あらためて言語化を試みます(すべてのスポンサー企業の技術スタックをまだ見れていないので、純粋に興味があります)。

来年以降にもむけて、YAPCを応援しようとしている方の背中を押すことにつながればと思っています。

YAPCの歴史

今回YAPCというカンファレンスにスポンサーするにあたって、YAPCおよび日本でのYAPC開催に関する歴史を少し調べました。

感銘を覚えた部分はいくつかありますが、まずは

  • YAPCは「The Perl Conference」に対する “Yet Another” な場であるという位置づけからスタートしている
  • 草の根カンファレンスであることを謳っている
  • 日本では2009年からはJapan Perl Associtaionが運営をサポートしている

という点がポイントでしょう。

私がカンファレンススポンサーを決定するにあたって、印象に残ったのは Japan Perl Association の公式サイトにある、以下の文章です。

どんな人が参加するの?

YAPCはもちろんPerlのカンファレンスですのでPerlに興味のある人が参加する傾向が強いですが、YAPC::Asia Tokyoに限らず、YAPCは「講演を聞きに行くイベント」ではなく、「様々な技術者と直接交流するためのイベント」としての傾向が強く、カンファレンスというよりお祭り色が強いイベントと言えます。このため、参加者も実に多岐に渡り、Perlというくくりだけで判断すると良い意味で期待を裏切られるかもしれません。

「お祭り」という言葉からは、対象の祭りの成り立ちを知らない人であったとしても楽しめるような空間・場の雰囲気が想像できます。私たちはメインの開発言語にRubyやJavaScript(TypeScript)、Clojure等を利用していますが、採用活動をするにあたっては各言語の業務での利用経験を必須としていません。(もちろん、各プログラミング言語やフレームワークにはそれぞれのエコシステムがあり、それらへの理解・愛がある方は歓迎条件に該当することには変わりありませんが。)

つまり、Perlをプロダクトコードで使っていないとしても、PerlやYAPCを愛する皆さんの活動は応援しても良いし、スタディストはゴキゲンな開発組織を目指していて、お祭りという楽しげな雰囲気の場・コミュニティのことは引き続き応援していきたいと思っています。

とくに今回のカンファレンステーマである「what you like」はゴキゲンな雰囲気がぷんぷん漂っていますし、私たちが応援させていただくカンファレンスとして最高の場なのであろうと信じています。

色々と書きましたが、YAPCは技術者のための開かれた場であり、私のようなPerlをちょっっっっっっっっっっっと書いたことあるだけの人が参加してもきっと楽しめるイベントなのだろうと当日を楽しみにしています。

現地参加するスタディストメンバーのご紹介

さて、最後に当日現地で参加するスタディスト社員をご紹介させてください。というのも、実は全員がYAPC初参加であり、場の雰囲気を知らないこともあって、楽しみと同時に場になじめるか緊張しております。このブログポストを見た方が一人でもスタディスト社員と話すきっかけになることを願っています。いいえ、話しかけて欲しいです。(切実)

わたし(北野 勝久)

@katsuhisa__ です。Perlはかんたんなスクリプトを書いたことしかないので、お手柔らかにお願いします。最近は毎朝サラダを食べることを習慣にしています。

ずっきー

@zuckey_17です。Perlは書いたことがないのですが、久々にオフラインを含めた開催となったYAPC::Kyoto 2023の雰囲気をSNS上でみて、次は必ず現地でお祭りに参加したいなと思っていました!
僕の「お好み」は Ruby / Rails ですが、会場で新たな気になる技術に出会うことを楽しみにしています!

しまもと

テックカンファレンスそのものに初めて参加します。
“お祭り色が強いイベント” というのを見て、初めての人にもピッタリなカンファレンスなのではと期待しています。
技術者との交流、新しい知見、初カンファレンスの空気などなど、とにかく楽しみたいです!

ずんだまる

@zuncha318 です!
私は開発本部所属の人事ですが、カンファレンスを楽しんでいる社員や参加者のみなさんを見に行くために参戦します🙌
YAPCは今年初参加です、いくつか気になるトークがあるので聞けるのが楽しみです◎
(大学が広島だったので広島も久しぶりで楽しみ!!!)

おかしん

okash1n です。実は広島在住で家業で「ワキヤコーヒー」という珈琲豆屋を経営しています。YAPC広島2024にはご当地スポンサーとしても参加させていただいており、コーヒースポンサーであるはてなさんのブースにて淹れたてのコーヒーをご提供させていただく予定ですので是非足を運んでみてください!

さいごに・・・

スタディストでは、いっしょに働く仲間を募集しております!歓談希望フォームがあるので、ゆるく話そうって雰囲気でも大歓迎なので、お気軽にどうぞ!

https://forms.gle/wsFbqoCoBWKADTwd9

当日、現地にいらっしゃる皆さん、よろしくお願いしまーーーーーーーーーーす!!!

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